令和元年度単青組首長会議・研修会を開催 令和元年度は加入促進等の組織基盤強化、需要拡大策の検討、情報発信強化に重点

中央青年部会(以下、中青会)は6月15日(土)~16日(日)の2日間、全国クリーニング会館で単青組の代表者等50名の参加のもと、年度総会にあたる令和元年度単青組首長会議・研修会を開催しました。
首長会議の開催に先立ち鳥塚浩部会長は「現在、結成・活動中の単青組は24単青組となり、人数も減少し厳しい状況にある。今後の組合や青年部は人数だけではなく組織力が問われ、活動内容によって業界の様相や自分達のお店の売上げ等も変わってくると思う。青年部の皆様には中青会の活動にご協力いただくと同時に、ぜひ青年部の組織や成果を十分にご活用いただいて、皆様のお店にお役立ていただきたい」と挨拶を述べました。
続いて1日目の研修会では、事業趣旨説明として昨年度に行った重点事業の報告を行いました。まず、CLV21-2018東京展示会で行われた接客コンテスト「C-1ジャパンカップ」について、チーム中青会が出場に至った経緯や、出演者以外にも常任委員会が一丸となって担務に取組み優勝した軌跡についてまとめた動画を上映しました。また、中青会が試験的に運用してきたWEB会議システムCisco Webexを使用した会議が軌道に乗ったことから、各単青組でも同システムを活用できるようになったことの案内、中青会と単青組の情報共有ツールとして、中青会公式フェイスブックアカウント内に首長が登録する非公開グループを設け、会議情報の共有や開催案内等に活用してもらうことを報告しました。
また、「貴方の事業承継とやりがいのある仕事へ」をテーマに株式会社はりまやクリーニング代表取締役の馬道正行氏が講演を行い、自身の事業承継の経験や自社の残業・紛失・クレーム等を解消するために導入したトヨタ生産方式について、エピソードを交えながら解決の手法を紹介された。さらに、単青組活動報告では、クリーニングサービスに関する利用者意識調査の活用に対する報告や、出前授業等の実施について各単青組の取組みが報告されました。
2日目の首長会議では、平成30年度事業報告案・平成30年度収支決算案、令和元年度事業計画案・令和元年度(平成31年度)収支予算案について慎重審議の結果、上程したすべての議案が全会一致で可決されました。
令和元年度事業は、スローガンを「青年部へようこそ~欲しいものはここにある~」とし、昨年度に引き続き対策が急務となっている青年部員の加入促進を第一に、休会および部員数減少の中で活動を続けていくための青年部のあり方について協議を継続していきます。
また、首長会議に続いてグループディスカッションを行い、加入促進のために必要となる親会との連携方法、加入促進に必要なツールの検討、青年部活動継続のための課題等について意見交換を行いました。