新年のご挨拶

2021年 年頭所感
中央青年部会 部会長 田村 直仁 

あけましておめでとうございます。全国の組合員並びに青年部員の皆様におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年は中央青年部会の事業、ならびに次世代育成事業に対し、ご理解及びご協力を賜りまして誠にありがとうございます。中央青年部会を代表して厚く御礼申し上げます。
昨年は「新型コロナウイルスの蔓延」が大きな社会問題となり、いまだ終息の兆しは見えません。今後、新しい生活様式(ニューノーマル)の常態化が進む新たな価値社会の中で、10年後も選ばれるお店であるために、今何をしなくてはいけないのか? 厳しい経済状況の中、乗り切っていくので精一杯というのも分かりますし、私自身もそうです。
しかし、厳しい中でも「未来の自身のありたい姿」をぼんやりでも描いてみてはどうでしょうか? 現状の延長線上で「確率の高い未来を予測する(フォアキャスティング)」も大切です。一方で、未来から逆算して「重大な変化を予兆し備え、将来のありたい姿から考える(バックキャスティング)」ことも大切な事だと思います。とある単組では、内閣府が示す将来を構想するための「経営デザインシート」を活用した勉強会もスタートしたと伺っています。
青年部には未来を見つめていく「時間」があります。そんな時間を仲間と共有しながらアフターコロナについて考えることこそ重要であり「チャンスとして捉える」べきです。また我々は「世に活かされている存在」であることも忘れてはいけません。社会の中にはまだ見ぬ「不安や不便」があるはずです。それを探し出すことも我々青年部に課せられた大切な使命だと思います。
そんなニーズを探すべく、中青会が令和元年度に行った「クリーニングサービスに関する利用者意識調査報告書」も完成し、村上博委員長が報告書を解説した動画も中青会HPで閲覧できます。現状、コロナの影響で勉強会などが開催しづらい状態ですが、WEB会議システムを利用しつつ、青年部間での情報交換や勉強会の開催に繋げてほしいと思います。
そしてポリウレタンリーフレットに関しても組合員の皆様に高く評価していただいています。データも中青会HPからダウンロードできますので、お客様への啓発活動にご活用ください。
青年部員一人一人が汗をかき、消費者の皆様からお答えいただいた「結果」がそこにあります。報告書ができたから「よかった」ではなく、そこからニーズを読み、次のチャンスを掴むための行動に移すこと、それこそが青年部のあるべき姿だと強く思います。
本年も昨年同様に「次世代育成事業」を親会と共に強く推し進めていきます。中青会として「中青会の存続」の為にこの事業を行っていくのではありません。各地の青年部会や青年層の活動をバックアップし問題を共に考え、次に繋げていく。活動を通じて地域社会へ貢献し、率先して活動し、柔軟な発想をもち、目標を高く掲げていく姿こそ、業界の次世代を担う青年部。そこで学ぶ全ての事柄は最後に「お客様」へ還元されます。組合としての立ち位置もそうですが、青年部として目指す方向がどちらに向いているのかを今一度この新年に確認してほしいと思います。
一人ではできなくても仲間とならできること、相談できることもあると思います。繋がりは繋がりを生み「大きな輪」となります。絶やすことなく育てていく事は容易ではありません。しかし「青年部組織」は大切な業界の宝です。組合員や青年部員減少という厳しい状況ではありますが、全国の組合員の皆様、青年部員の皆様におかれましては、より一層のご理解とご協力を切にお願い申し上げます。本年が皆様にとって最高の一年となります様に祈念いたしまして、新年の挨拶と代えさせていただきます。
最後に、後世に偉大な功績を残した著名人の言葉を紹介いたします。

 最も強い者が、あるいは最も知的な者が生き残るのでもない。
 生き残るのは「最も変化に対応できる者」である。
                 チャールズ・ダーウィン

クリーニングニュース2021年1月号「青年部通信!」年頭所感PDF